医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #027

それでは、
昨日の続きです。

今日は、
肝臓です。

肝臓は、
一番大きい臓器で
横隔膜の下にあります。

小腸で
吸収された
ブドウ糖をグリコーゲンにして
貯蔵します。
グリコーゲンってのは
ブドウ糖が沢山くっついたもので
おなかがすいて血糖値がさがったとき
肝臓のグリコーゲンを分解して
エネルギーにします。
だから
この貯蓄エネルギーによって
食べなくても
いきていられるわけですね。

皮下組織に蓄えられた
脂肪も
一度肝臓におくってから
エネルギーとして使えるようになります。

さらに
肝臓は
肝臓にある酵素で
身体に害のある物質を
無毒化して外に出しやすくしてくれます
アミノ酸を分解した時に
出来るアンモニアを尿素に無毒化したり
アルコールをアルデヒド経由で酢酸にしたりします。
まれに
肝臓で分解したら
よけい身体に悪い物質が出来た
的な事もあります・・・

そして
赤血球を分解して生じた
ビリルビンも肝臓で分解されて
胆のうから胆汁で排泄されます。
・・・が
肝臓が悪くなったり、
胆のうから腸に排出する管が
つまってたりすると
ビリルビンが逆流して
黄疸とかでたりして
白目の所とか体が黄色くなります。

あとは・・・
肝臓ってのは
身体に必要な物質をイロイロ作ってくれます。
胆汁酸とか、ホルモンを作るのに必要なコレステロールとか
必須アミノ酸以外のアミノ酸も
肝臓が作ってくれます。
いろんな酵素とかも作ってくれるので
肝臓が悪くなると
そりゃぁ、身体に大ダメージになるわけです。

ちなみに
交感神経が興奮すると
エネルギーが必要だから
肝臓のグリコーゲンは分解されてグルコースになって
血糖値をあげてくれます。

だから
交感神経興奮薬は
食事をしていなくても
血糖値が上がるわけですね。

肝臓は
・エネルギーを作ったり、貯蔵する。
・有害物質を無毒化する。
・身体に必要な物質の生産をする。
・・・こんな場所です。

さきほど
肝臓は、胆汁酸も作るっていいましたが
胆汁酸ってやつは
コレステロールを原料につくられてて
腸に排出されるわけですが
実は
胆汁酸ってヤツは
脂質の消化を助けたり
脂溶性ビタミンやらミネラルの吸収をUPさせてくれる
捨てられてるものの割には
すごい役に立つ成分なのです。

・・・ちなみに
ウンチの色が茶色いのも
胆汁の中に入ってるビリルビンのせぇです。

いわれてみれば
古い血の色みたいな感じしますよね・・・

そいでは、
今日は、こんな感じで

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #026

今日から何日間かは
身体のしくみ関係をやろうと思います。

そうそう
厚生労働省の
テスト基準をしていしてるページはしってますか?

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/s0701-1.html

ここのページの
2.試験問題の作成に関する手引き(平成19年7月)
のページのPDFファイルは
全部理解しましょうね。

たぶん、
問題集は、全部このPDFファイルから
作ってるはずだから
問題集を持ってる人は
そっちを読んだら大丈夫だと思われます。

それでは、
今日は、
循環器系です。

まずは
心臓です。

心臓の血の流れ方わかりますか?

スタートは
身体から戻ってきた血からはじめます。

身体から戻ってくる血は
大静脈を通って右心房に入ります。

右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈
→左心房→左心室→大動脈→全身に血が行く

このサイクルは重要なので
覚えましょうね

ちなみに
心臓って真ん中にあって
左の筋肉が発達しています。
・・・だから心臓は、左にあるって言ってたりしますが

なんで
左の筋肉が発達しているかって言うと
心臓の左側が
身体全身に血を送るために
力を使うからです。

心臓の右側は、
肺に血をおくるだけだから
身体に血をおくるより筋肉いらないでしょ?

だから
右と左が
ごっちゃになった時は
心臓は、ちょい左にある的な
ことを思い出してくださいね。
こう考えたら
肺動脈と大動脈がどっちにあるか
覚えやすいでしょ?

そうそう
どこの血管が一番酸素多いかわかりますか?

肺から出てきたばっかりの
肺静脈ですよね!
だって、肺で酸素をもらったばっかりだからね。

だから
酸素が一番少ないのは
肺に入る寸前の血管の
肺動脈が一番酸素すくないね。

続いて血管

動脈と静脈と毛細血管があるね

大動脈→毛細血管→静脈って感じで
身体組織で動脈から毛細血管を通して静脈に切り替わるのは
イメージできますよね

ちなみに
静脈には
血の逆流を防ぐために弁があります。
だって、
どっちかにないと
血が一定方向にながれないでしょ?

心臓が拡張して
体中のちを心臓に集めて・・・

心臓が収縮して
体中に血を流して・・・

脳ミソでイメージできますよね。

心臓が収縮して
体中に血を送るとき
弁が無かったら
動脈にも静脈にも血がながれちゃうよね?

一方向にながれないと
効率わるいでしょ?

だから
静脈に弁があるのです。

だって
動脈にも弁があったら
弁が邪魔で身体の隅々まで
血がいかないからね。

リンパ系

動脈から毛細血管に行った時
血管の中の栄養が組織液で細胞に送られます。
そして細胞に栄養を与えて
いらないものを回収します。
そのあと組織液は毛細血管に戻って
静脈に帰るのですが

一部の組織液は
リンパ管に行きます。

リンパ管にも逆流防止の弁があって
リンパ液の流れは
骨格筋の動きで流れがつくられます。
血みたいに心臓みたいなポンプ器官は無くて
手とか足とかが動いてリンパ液の流れができるのです。

リンパ管の途中にリンパ節があって
そこで免疫反応が起こったりします。
ばい菌をやっつけたり、
ばい菌やっつけるシステムを作ったりしてるわけです。

そんで
そんなリンパ管は
鎖骨下の静脈に入って
リンパ液が血に入ってくわけです。

絵があると
わかりやすいので
うまいこと理解してください。

動脈、静脈が
さかさまになって問題にだされても
間違えないように、いろいろ関連させて覚えましょうね!

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #025

今日は、
薬を見て
どのくらいイメージできるか
チェックです。

成分をみて
薬の作用の仕方をイメージして
そこからくる副作用も言える
ようになってもらいます。

そいでは
お勉強スタート

・プソイドエフェドリン

鼻炎役に使われている成分で
交感神経興奮作用による
血管収縮によって
鼻の充血や腫れを改善する。
交感神経を興奮させてしまうので
血圧上昇、血糖上昇、心臓ドキドキ亢進、排尿障害
などが副作用にでたりする。
血圧が上がるって事は・・・
頭痛とかめまいもでたりするし
交感神経が興奮したら眠れないよね・・・
副作用と主作用が起こる
経路を説明できたら完璧!!

・ブチルスコポラミン

胃薬とかに使われていて
抗コリン作用によって腹痛をおさえる。
副交感神経を遮断するので
散瞳によるまぶしさや
口が渇く、便秘、排尿困難、眼圧上昇などの
副作用がでたりする。
副交感神経の興奮と遮断をイメージして
副作用が起こる経路を説明できるようになってると
完璧です。

・酸化マグネシウム

便秘薬や胃薬でつかったりします。
副作用は、ゲリになったり
腎臓が悪い人や、長く飲んだりしてる人は
マグネシウムの多い血になったりします。
一部の抗生物質と一緒に飲むと
抗生物質の作用が弱くなったりします。
便秘薬に使うんだから
効きすぎたらゲリになるのはわかりますね。

・スクラルファート

酸をおさえて、胃粘膜を保護したりします。
アルミニウムが入ってるので腎臓が悪い人に注意です。
コレも金属が入ってるので
一部の抗生物質の効果を弱くしてしまいます。

・クロルフェニラミン

抗ヒスタミン薬で
痒みとか鼻水とか抑える。
副作用に、抗コリン作用があって
眠気、口が渇く、排尿困難、便秘とか
でたりする。

・・・ざらっと
書いただけなので
ポイントの書き忘れがあるかもしれません
そこらへんは、
うまいこと付け足して覚えて

主作用と副作用の
起こる身体と薬の仕組みを理解した

以前とは違う
パワーアップした自分を
誉めてください

もう、
イメージできるようになってたでしょ?
問題集の解説より詳しい
解説ができるようになりましたよね??

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #024

今日は
抗生物質と抗真菌薬と抗ウイルス薬です。

特に
真菌と細菌とウイルスの違いを
理解してもらいます。
たぶん
成分だけ覚えたら
良いと思います。

つまり
それぞれにあった
薬じゃないと菌に作用しない
ってことがわかれば
問題なしです。

それでは
まず真菌から

真菌には、カビ、キノコ、酵母などがありまして
水虫の菌がココにあてはまります。
こいつらは、菌糸っていうのをもっていて
身体から皮膚とか分解する酵素を出して
菌糸でその分解した皮膚を食べてます。
細菌と、真菌の決定的な違いは
核っていうのが、
はっきり存在してるか、存在してないか
あと
真菌に関しては
真菌の細胞膜にエルゴステロールっていう成分を
つかってるってことです。
ちなみに
人間が身体をつくるのに
必要なのはコレステロールですよ。
だから
エルゴステロールの合成を邪魔するような
薬を作れば人間に害の少ない薬ができますね。

薬としては
ビホナゾール、ブテナフィンなどなど

・つづいて細菌です。

こいつらは、
細胞の核がはっきりしてないのが特徴です。
抗生物質は、この細菌たちの
細胞壁に作用します。
人間の細胞には
細胞壁がないから
細胞壁を攻撃するような
薬だったら
人間への害が少なくてすみますからね。

さらに
細菌は、
人間ができない葉酸を合成したり、
人間とタンパク質の作り方が違うので
葉酸の合成をじゃましたり
細菌のタンパク質を作る所を
やっつけるパターンの抗生物質もあります。

抗菌薬としては
サルファ剤、フラジオマイシン、クロラムフェニコール

最後にウイルスです。
ヘルペスの原因のヘルペスウィスルがそうですね。
ウイルスってやつらは、
遺伝子以外ほとんど何にも無くて
人の細胞に
ウイルスの遺伝子を
人の細胞に
ねじ込んで
ウイルスのタンパク質を
人の細胞が作るようにしちゃうのです。
そしてウイルスを増やしていくのです。

抗ウイルス薬としては
アシクロビルなど

抗ウイルス薬の
アシクロビルの場合は
ウイルスの出す成分に
反応して薬が作用するように
作られているので
感染していない
正常細胞での副作用が少なくてすみます。

どの薬も
人間と細菌、ウイルス細胞と微妙に違う所を
攻撃してやっつけるわけですね。
人間の細胞もろとも
やっつけたら
ダメだからね。

ちゃんと考えて
薬はできてるわけです。

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #023

今日は、
マニアックな駆虫薬です。
ギョウチュウとかやっつけるあれです。

薬事とか暗記する所ちゃんと
問題集をガンガンといて覚えてますか?
ココの日記だけじゃうかりませんからね!!
問題集暗記は必須ですよ!!

それでは、
駆虫薬やります。

ピペラジン
回虫、ギョウ虫に有効
虫の筋肉に作用して動けなくする。

サントニン
回虫に有効だけど、ギョウ虫に対しては効くかは不明みたい・・・
エネルギーを作るのをストップさせて
運動機能を抑える。・・・と言われてます。

カイニン酸(マクリって海草の成分がカイニン酸)
回虫に有効
神経と筋肉に作用して
痙攣やら麻痺を起こして
動けなくします。

この回虫やらギョウ虫が
内臓の中で動けなくなったら
食べ物同様で
内臓の動きで外に出されます。

海外旅行とか
ペットとか
日常で
結構感染するところは
たくさんあるっぽい・・・

油断できないので
しっかり覚えましょうね。

ちなみに
ギョウ虫って
口から感染します。
ギョウ虫の卵がついた
汚い手とか、食べ物から感染して
口から入った卵は
腸で孵化します。
そんで成虫になると盲腸に住みます。
症状としては
ゲリとか腹痛があるみたいだけど
気付かない場合も多いみたいですよ・・・

回虫は・・・
これも口から感染します。
回虫の卵を口から
なにかの原因でたべちゃって
そいつが腸で孵化します。
すると
回虫は、腸の壁を抜けて
リンパ液とか血液に
乗って肺に行きます。
肺からまた腸にいって落ち着いて成虫になります。
移動する時に血管とか使うから
いろんな所に行きます。
肺やら肝臓やら脳ミソやら・・・
眼とかにもいたりします。

戦後の日本人は
4割くらいお腹で
一緒に暮らしていたみたい・・・

一緒に暮らせるくらい
自覚症状は
そんなにないっぽいけど・・・

キモイよね・・・

・・・

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #022

今日は、
その他の胃薬です。

そうそう
この試験対策日記では
薬事とか基本とか
暗記する所はやりませんからね!!

そこら辺の対策は
問題集を沢山こなして
覚えてくださいね!!

薬事とかは
解説しようがないです!覚えて!!

それでは、
そのほかの胃に作用する薬についてです。

胃の痛みの原因が
酸じゃないときがあるわけです。

神経が異常興奮してしまったため
胃の筋肉が
異常に収縮して痛いときとか
あったりするのです。

そういう時は、
酸をブロックするより
筋肉の収縮をブロックしないと
痛みがとれませんね。

そんな
内臓の平滑筋が異常状態になってる時に使う薬
・ブチルスコポラミン
・パパベリン
・ロートエキス

他に
痛みがひどかったら
麻酔かけたら痛みとれますね

局所麻酔薬として
・アミノ安息香酸エチル
・オキセサゼイン

あとは、
食べ過ぎたら
消化酵素を飲んで
食べ物溶かしたらいいよね
・リパーゼ
・ジアスターゼ

こんな感じでしょうかね

薬の種類は
もっとたくさんあるので
頑張って覚えてくださいね。

薬に何の作用があるかわかれば
症状にあった薬が選べるわけです。

だってさ
食べすぎなのに
局所麻酔とか飲んでも
あんまりでしょ?

結構胃薬は
制酸効果と胃粘膜保護が一緒にあったりして
便利なだけど・・・覚えにくい・・・

みたいのが沢山ありますから
頑張って覚えてくださいね!!

成分は覚えるしかない!!

もう皆さんは
どんな作用があるかわかれば、
薬が身体にどんな働きをしてくれるか
想像できるようになってるはずです!!

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #021

今日は、
昨日引き続きで
胃の防御因子を強くする
胃薬をお勉強しましょう。

胃の防御因子をUPしてくれる
薬をやります。

昨日は
胃の攻撃因子である
酸をどうにかしてくれる薬でしたね。

今日は、
胃の防御を強くしてくれる薬

つまり
胃の粘液を上手いこと増やしてくれる薬と
胃粘膜が弱ってる所に防御の壁を作ってくれる薬です。

それでは、
まず、
胃の炎症起こしてる所に
保護膜を作ってくれる薬から。
・スクラルファート
・アルジオキサ
どっちにもアルミニウムが入ってるので要注意です。
何でかって言うと
アルミニウムって、
蓄積するとボケちゃう脳症とか
骨が弱る骨症とかになるから長期投与はダメ!!
腎臓が悪くて透析している人は、さらにダメですよ!!
腎臓悪い人はアルミニウムがさらに外に出にくいからね。

そんなアルミニウムが使われてる
スクラルファートやらは、
胃の炎症起こしてる場所にくっ付いて
ほぼ膜を作ってくれます。
炎症のところには、粘膜が無いから防御できなかったけど
スクラルファートによって防御ができるから
酸からのダメージを減らせるわけです。
さらに薬自体がアルカリ性なので
酸を中和できるから酸も弱めてくれます。

結構いろいろ作用がある薬ですが
胃の炎症部分にくっつくって
胃のタンパク質にくっつくことですよね
・・・ってことは、食べ物のタンパク質にも
くっつくので、食後に飲んじゃうと効果落ちちゃうね

次に
胃粘膜をいっぱい出るようにしてくれる薬
・テプレノン
・セトラキサート
胃の血流量が増やすので粘液の分泌を増やしてくれる。
なんで増えるかって言うと
プロスタグランジンっていう成分を増やしてくれるからです。

このプロスタグランジンって言うのは
聞いたことありますか?
この日記では、
まだやっていない
解熱鎮痛薬で関係するのですが

解熱鎮痛薬では
このプロスタグランジンの合成を止めて
痛みやら熱を抑えたりするのですが・・・

このとき解熱鎮痛薬は
胃のプロスタグランジンも
合成をとめちゃうから
胃腸障害がでちゃうのです。

明日は、
その他胃薬をやります。

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #020

引き続き
胃の機能と作用する薬についてです。

今日は、
攻撃因子を抑制する
薬について
昨日より
もう少し細かくやります。

胃の痛くなる原因は、
攻撃因子が強く出るか
防御因子が弱くなるかでしたね。

だから、
攻撃因子である
酸が弱くなったら
胃へのダメージが少なくなるから
痛みが減るってのは
わかりますよね。

痛い原因は
酸が出すぎて
自分の酸が自分の胃をとかしてるから
そりゃぁ痛いでしょ?

それでは、
攻撃因子抑制薬です。

攻撃因子である酸を抑えるには
2通りの方法があります。
・酸にアルカリを混ぜ中和して水にするか、
・酸を出なくするか
・・・の2通りです。

まず、
胃酸を水に近づけて酸を弱くする薬
・炭酸水素ナトリウム
・酸化マグネシウム
・炭酸マグネシウム
・炭酸カルシウム
・合成ヒドロタルサイト

合成ヒドロタルサイトは、アルミニウム入ってるので
透析患者に注意です。

炭酸水素ナトリウムも
ナトリウム入ってるから高血圧とかムクミだね。

そういえば
酸化マグネシウムって
便秘薬にも使われてましたね。
制酸薬で使うときは、1日1グラムくらいで
便秘薬で使うときは1日2グラムくらいで使います。

つづいて
酸の分泌を抑制する薬です。

胃が酸を分泌するためには・・・

・副交感神経が興奮して内臓が元気になる
・ヒスタミンが作用する

の2つありましたね。

だから
この2つの作用を
ブロックするような薬が
酸の分泌を抑えてくれるわけです。

ってことは
副交感神経の興奮を抑える
抗コリン薬

ヒスタミンをブロックする
抗ヒスタミン薬


胃酸の分泌をおさえてくれるわけです。

抗コリン薬としては
ロートエキス、ピレンゼピン

抗ヒスタミン薬としては
ファモチジン

このファモチジンは
ヒスタミンの作用する場所をブロックしてくれるわけですが
とくに胃にあるH2受容体っていう場所を
ブロックしてくれるわけです。
だから
同じ抗ヒスタミン作用があっても
ファモチジンを
抗アレルギー薬としてつかわないわけです。

こんな感じで
胃酸が出るのをふせいでくれるわけです。
酸を水にするか
酸を出なくするか
ってわけです。

微妙に作用の仕方が違うので理解しましょうね。

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #019

#17回の咳止め薬に追加修正です。
交感神経興奮系に
メトキシフェナミン追加!

今日からは、
胃のお勉強です。

胃がどんな動きをして
薬の作用の違いを
理解してもらいます。
それでは、
胃のお勉強始めます。

まずは、
胃についてです。

胃は、
自分の意思では動かせない臓器で
迷走神経っていう名前の副交感神経と
交感神経が支配しています。

迷走神経興奮で
胃の運動と胃酸分泌促進

交感神経興奮で
胃の運動は抑制されます

場所は、
横隔膜の下にあって

胃の入り口を噴門
胃の出口を幽門
胃の上を胃底
胃の真ん中を胃体
出口を幽門部
って言います。

胃の細胞は
主細胞、副細胞、壁細胞でできてて
主細胞からは、ペプシノーゲン
副細胞からは、粘液
壁細胞からは、胃酸がでます。

分泌される胃酸によって
胃液は酸性になって
食べ物をとかしたり
強い酸で殺菌したりします。

胃の壁細胞は、
ヒスタミンをうけとっても
胃酸を分泌します。

つまり
胃酸の分泌は
副交感神経からでるアセチルコリンと
ヒスタミンが関係してます。
(あとガストリンも関係してますが省略)

だから
ヒスタミンブロッカーと
抗コリン薬で胃酸がおさえられるわけですね。

通常
健康な胃ってヤツは、
胃酸、ペプシンなのど攻撃因子と
胃を保護する胃粘膜などの防御因子
のバランスが保たれてるのですが・・・

ストレスとか、病気とかになると
このバランスが崩れるわけです。
胃酸が出過ぎるとか
胃粘膜が出なくなるとかね

そうすると
胃がやられるわけです。

そりゃそうですよね。

溶かす攻撃因子が増えて
防御する胃粘膜がでなくなったら
自分の胃が溶ける状態になっちゃうからね。

だから
胃薬で
攻撃因子が強かったら
胃酸を押さえるもの
防御因子が弱かったら
胃粘膜を強くするものを使うわけです。

ちなみに
健胃薬とは、
胃の運動を促進して食欲を促進させる薬のことで
苦味健胃薬と芳香健胃薬があります。
苦いって感じて胃が動くか
においを感じて胃が動くかの違いです。
胃の運動が促進したら
食欲がでたり消化が良くなったりするわけです。

次回は、
もうすこし突っ込んで
薬をやります。

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #018

この日記読んでる人は、
そろそろ
問題を理解しながら
解ける様になったと思うので・・・
説明する必要がなくなってるとは
思いますが・・・

今日は、
副交感神経に作用する薬のお勉強です。

以前
交感神経興奮薬を
お勉強したので
今回で神経の所は
終わりにしようかと思います。

疑問があったら
解説しますので
メール、コメントでお知らせください

それでは、
副交感神経に作用する薬はじめます。

副交感神経で働く
科学伝達物質は、アセチルコリンでしたね。

そして
そのアセチルコリンを分解する酵素は
コリンエステラーゼでしたね。

身体ってのは、
普通
作る酵素と分解する酵素の両方持ってます。
だって、作らないと作用しないし
分解しないと作用したままになっちゃうでしょ?
もし、コリンエステラーゼが無かったら
神経がアセチルコリンだらけになって
コントロールできなくなっちゃうからね。
必要な時にアセチルコリンがあるようにするためには
合成と分解の両方できないとダメだよね。

・・・ってことは、
アセチルコリンの分解をストップさせたら
アセチルコリンの作用がでるよね。
それが
コリンエステラーゼ阻害薬の
ネオスチグミンです。

でもさ
そんな事しないでも
アセチルコリンをそのまま使えば良いじゃんって
思うでしょ?

それが・・・
できないのです。

血の中にコリンエステラーゼが
たくさんあるもんだから
アセチルコリンをそのまま薬として使っても
すぐ分解されて作用しないのです。

・・・ちなみに
農薬とかも結構
コリンエステラーゼ阻害薬が多かったりします。
有機リン系の農薬も
コリンエステラーゼ阻害薬です。
毒ガスのサリンもコレです。

副交感神経は、
どんな作用するか覚えてますか?
リラックス状態にする
つまり、
心臓の動きをユックリにして
血圧を下げて
気管支収縮して
内臓の筋肉動かして・・・
唾液とか胃液とかをだして・・・

この状態がコリンエステラーゼ阻害薬で
副交感神経が過剰状態になるわけです。
すると
心臓の動きがユックリになりすぎて・・・
血圧が下がりすぎて・・・
気管支収縮しすぎて・・・
内臓が収縮しすぎて・・・
唾液とか胃酸とかですぎて・・・

・・・ってなるわけです。
サリンとかも
きっとこんな感じだったのでしょう・・・

アセチルコリンが
過剰に働いてる時は
その作用をブロックしたらいいので
そんな作用する薬に
抗コリン薬があります。
たまに抗ムスカリン薬って言う人もいます。

アセチルコリンが働くためには・・・

アセチルコリンがくっつく細胞に
アセチルコリンがくっつかないと
作動しないのですが・・・

このアセチルコリンがくっ付く場所に
抗コリン薬が先にくっ付いて
場所をうめちゃえば
作用しなくなるわけです。

そんな抗コリン薬に
アトロピン、スコポラミン、ピレンゼピン、ロートエキスがあるのです。

抗コリン薬の副作用は
もう完璧ですよね。
・口が渇く
・眼のレンズが薄くなって遠くしか見えなくなる(遠視性調節麻痺)
・排尿困難
・眼圧上がる
などでしたね。

抗コリン薬が良く使われるのは
内臓痛ですね。

緊張しすぎると神経バランスがえらい事になってしまい
腸管平滑筋が収縮しすぎているので
お腹がいたくなるのです。

これを抑えるのが
抗コリン薬の鎮痙作用です。
アセチルコリンが異常に存在して
内臓が収縮しすぎている状態を
抗コリン薬でブロックして
痛みをとるわけですね。

抗コリン薬は
なんと言っても
副作用がテストに出やすいので
しっかり覚えましょう!!
緑内障に注意
排尿困難(高齢者)な人も注意です