侍猫さんとは、話題のグルメやグッズにすぐ飛びつく万年二十歳の生物です。・・・基本的にリンクフリーでございます。

【本店】侍猫企画~いちごミルク編~

薬と体のお勉強

「市販の駆虫薬と蟯虫(ギョウチュウ)の感染経路とは」医薬品登録販売者試験対策やら基礎薬理学初心者へ侍猫さん的に簡単解説した件 #023

更新日:

今日は、
マニアックな駆虫薬です。
ギョウ虫とかやっつける薬です。

パモ酸ピルビニウム
ギョウ虫の呼吸、代謝を抑制する。

ピペラジン
回虫、ギョウ虫に有効
虫の筋肉に作用して動けなくする。

サントニン
回虫に有効だけど、ギョウ虫に対しては効くかは不明みたい・・・
エネルギーを作るのをストップさせて
運動機能を抑える。・・・と言われてます。

カイニン酸(マクリって海草の成分がカイニン酸)
回虫に有効
神経と筋肉に作用して
痙攣やら麻痺を起こして
動けなくします。

この回虫やらギョウ虫が
内臓の中で動けなくなったら
食べ物同様で
内臓の動きで外に出されます。

海外旅行とか
ペットとか
日常で
結構感染するところは
たくさんあるっぽい・・・

油断できないので
しっかり覚えましょうね。

ちなみに
ギョウ虫って
口から感染します。
ギョウ虫の卵がついた
汚い手とか、食べ物から感染して
口から入った卵は
腸で孵化します。
そんで成虫になると盲腸に住みます。
症状としては
ゲリとか腹痛があるみたいだけど
気付かない場合も多いみたいですよ・・・

回虫は・・・
これも口から感染します。
回虫の卵を口から
なにかの原因でたべちゃって
そいつが腸で孵化します。
すると
回虫は、腸の壁を抜けて
リンパ液とか血液に
乗って肺に行きます。
肺からまた腸にいって落ち着いて成虫になります。
移動する時に血管とか使うから
いろんな所に行きます。
肺やら肝臓やら脳ミソやら・・・
眼とかにもいたりします。

戦後の日本人は
4割くらいお腹で
一緒に暮らしていたみたい・・・

一緒に暮らせるくらい
自覚症状はそんなにないっぽいけど・・・

→もっと登録販売者やら基礎薬理のお勉強ブログを見る!

-薬と体のお勉強
-, , , , , , ,

Copyright© 【本店】侍猫企画~いちごミルク編~ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.