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薬と体のお勉強

「皮膚の構造と働きとは」医薬品登録販売者試験対策やら基礎薬理学初心者へ侍猫さん的に簡単解説した件 #029

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今日は皮膚をやります

皮膚は、外皮系というくくりの中の一つで
外皮系とは
・身体をおおう皮膚
・汗腺、皮脂腺、乳腺などの皮膚腺
・爪や毛などの角質
を外皮系といいます。

そんな皮膚の働きとは
・体の維持と保持:体の表面をつつんで、形を維持して保護してくれます。内臓むき出しだったら、ばい菌も繁殖しやすいし、パンチをもらったらすぐダウンしちゃうよね・・・さらに皮膚は、毛や爪を装備してさらに強度を加えて身体を守ってます。

・水分の保持:体の水分が蒸発しないように守ってます。皮膚が無くて内臓むき出しだったら、すぐ内臓やらがカピカピになっちゃうでしょ?逆に皮膚が無い状態でプールに入ったらすぐふやけちゃうよね。

・熱交換:外と体内の熱のコントロールする機能で快適な体温にするために皮膚が頑張ってるわけです。熱かったら皮膚の血管を拡張させて血をさますように身体が働きます。熱い時は汗も出して気化熱でさらに体温をさげるために皮膚ががんばってますよね。寒い時は皮膚の血管が収縮して血が外気によって冷めないように調節してますよね。夏と冬を脳ミソでイメージしたらわかりやすいですよね。

・外界情報の感知:つまり手で触ってわかる事ですよね。触覚、圧覚
痛覚、温度感覚などの機能です。

さらに、そんな皮膚には微生物がすんでます。
こいつらが皮膚にいる事によって悪いばい菌が増えないのですが・・・
栄養バランスがかたよったり、ストレスとかで良い微生物が減ると
悪い菌が増えて炎症とか発疹ができたりするわけです。

皮膚の構造は
表皮、真皮、皮下組織の3層構造でできていて
表皮は、一番外にある角質層と表皮細胞の層でできてます。
角質層は、ケラチンという丈夫なタンパク質で出来た板状の角質細胞でできていて細胞の間はセラミドでみたされてます。角質層が外からの刺激を守ってくれてるわけですが、長期で刺激が続くと、角質層が分厚くなってタコやら魚の目ができます。こいつらは、角質層だから固いわけです。この固い皮膚が内側の柔らかい皮膚を押すから痛いわけですね。

皮膚の色は表皮や真皮に沈着したメラニンによります。
メラニンは、表皮の深くにあるメラノサイトで作られて
この色素で紫外線から皮膚を守ってます。

真皮は、繊維が細胞と繊維タンパク質のコラーゲン、フィブリン、エラスチンからできてて、皮膚の弾力と強さを作ってます。
さらに汗腺やら脂腺、毛包、血管、平滑筋、神経、・・・
毛やら毛細血管やら知覚神経があるってことです。
汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺があって
エクリン腺は、水分量が多い汗を出して体温調節してくれます
アポクリン腺は、脂質やらタンパク質がおおいのでにおいがあります。

真皮の下には皮下組織があって、そこには、脂肪細胞が沢山あって皮下脂肪層をつくってます。皮下脂肪層は、外からの熱、寒さから体を守るのと栄養を蓄える機能があります。まぁ脂ですから何となくわかりますよね。

今回も
厚生労働省配布資料メインでしたねぇ・・・
覚えるしかないってことです。

皮膚は、イメージしやすいから
言葉を覚えたら問題とける点取りのところですから

がんばって
問題集を解きまくって
脳ミソに詰め込んでくださいね!!

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