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【本店】侍猫企画~いちごミルク編~

薬と体のお勉強

「神経の種類と働きとは」医薬品登録販売者試験対策やら基礎薬理学初心者へ侍猫さん的に簡単解説した件 #001

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今回の第1回は、

” 神経 ”についてです。

この神経を理解すると
薬の主作用と副作用などを丸暗記で覚えていたのが
関連付けて覚える事ができます。

神経には
中枢神経 と 末梢神経があって
脳ミソ神経 と 体中に張り巡らされてる神経があります。

その神経のうち
今日は、内臓とか感覚とかを感じ取る抹消神経について
解説します。

この末梢神経とは
自分の意思で動かせない
自律神経

自分の意思で動かせる
体制神経

に分かれます。

自律神経には
交感神経と副交感神経があって

体制神経には
運動神経があります。

この神経達が制御している場所は・・・

自律神経
主に内臓とか自分で制御できない
臓器とかをオートマチックに制御してくれる
神経です。

運動神経
腕とか足とか指とか動かしてる神経で
自分の意思で動かす神経です。

神経の末端では、
脳ミソから各臓器を動かすための情報が神経を通して送られてきて
神経から臓器に情報を送るために神経伝達物質が放出されます。

交感神経から放出される情報伝達物質は、アドレナリン

副交感神経から放出される情報伝達物質は、アセチルコリン

運動神経から放出される情報伝達物質は、アセチルコリン

※例外で汗腺と副腎髄質を動かしてる交感神経からは、アセチルコリンが放出されます

引っ掛け問題に注意です。

ココまでは、
そんなに問題なく暗記できると
思うのですが

問題は・・・

内臓ってヤツは、
交感神経と副交感神経の
両方で制御されているので
交感神経と副交感神経のどっちが
強く働いている時に身体がどうなっているか
理解するのが大変だと思います。

やはり
イメージしやすいのは

交感神経が興奮してる時は
戦っている時の 身体の状態になり

副交感神経が興奮している時は
身体がリラックスしている状態になる

・・・って感じにかな?

具体的には
交感神経が興奮している時・・・

つまり、戦っている時は、
身体が酸素を欲しているため
心臓がドキドキうごいて血をいっぱい身体に流して
戦ってる時に食欲なんて無いですよね?
だから胃とか腸とかの消化管の動きは抑制されて
スポーツとかしやすく動きやすくなってるわけです。

貴重な栄養や酸素を食べ物の消化に使っていたら
力が出し切れなくて試合に負けちゃうでしょ?

副交感神経が興奮している時は
身体がリラックスしている状態だから
消火器系も食べたものを吸収できるようにしっかり動いて
心臓もゆっくり動いているわけです。

ダラダラしてるときは、お菓子に手が伸びつつ
気持ちもゆったりしてますよね?

この神経のコントロールを
薬でもコントロールすることによって
咳を楽にしたり、胃の痛みを抑えたり
しているわけです。

次は、
具体的に薬で神経をコントロールして
症状をおさえる仕組みをやろうと思います。

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