医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #034

先日こんな方がいました。

”リュウマチの薬を飲んでたのに

副作用で指の形が変形して・・・

薬の副作用は恐いわねぇ・・・”

と言っていたリュウマチの患者さんを

お見舞いに行ったお友達の方がいらっしゃったので・・・

今日は、

自己免疫異常から起こる病気を

簡単に勉強してみましょう。

免疫ってなんとなくわかりますよね

たとえば風邪とかインフルエンザなら

バイ菌やらウイルスを

やっつけてくれる体の仕組みです。

免疫機能が

正常に働いているおかげで

バイ菌に感染しても病気が治って元気になるわけです。

この免疫機能が正常に働かなくなると

いろんな病気になるわけです。

正常に働かなくなる

というのは、つまり

免疫機能が暴走して

自分の体を攻撃してくることです。

免疫細胞が

バイ菌をやっつけるように

体の細胞をやっつけてくるのです

これが

自己免疫疾患っていう病気です。

いろんな病気があるんですが

今回は、冒頭に書いた

リュウマチから解説します。

リュウマチって言う病気は

自分の免疫細胞が関節を攻撃してくる病気です。

関節を攻撃され過ぎて

形が変な風になって

手足が曲がったりするわけです。

・・・つまり、冒頭で言っていた

薬の副作用で関節が変形したんじゃなくて

病気が進行して関節が変形したんです。ハイ

これが言いたかった。

薬は、リュウマチからくる変形を少しでも和らげるために作用していたと

思われるので・・・

病気も薬もちゃんと知ってないと

恥ずかしい事になってしまうので

広く浅く正しい知識はあった方がいいですよね

ほかに

代表的な自己免疫疾患は・・・

アナフィラキシーショックもそうです。

解熱鎮痛剤とかにもアナフィラキシーとか

服用しちゃダメな人の所に書いてあったりしますよね

免疫が異常に反応して

ヒスタミンとかが異常放出されて

血圧低下やら、うっ血、呼吸困難やらが起こる症状ですね。

いろんな病気ありますが

免疫細胞が自分の細胞を攻撃して悪い症状がでたら

自己免疫疾患です。

自分の細胞を攻撃して

よい症状がでたら病気じゃないですよ。

いらない細胞やら古い細胞は、壊さないとじゃまですからね。

免疫の暴走を食い止めるのは

ストレスかけない規則正しい生活かなぁ?

牛丼生活は、ダメだってことですよ。

吉野屋で丼が当たるキャンペーンやってるから

つい肉食になってしまうんですよね・・・


医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #030

今日は、
薬害やります。
点取り問題ですから
しっかり正解しましょうね!!

理屈的に薬の働きを理解できるように
なったでしょうか?

説明が
登録販売者テスト範囲より
マニアックな所もあったかもしれません・・・
かなり薬理学的な解説でしたねぇ・・・

薬剤師国家試験解けるよね・・・

でも
作用の仕方、神経の働きを
しっかり理解していれば
売ってる問題集の
解説よりも詳しく解説ができるように
なったはずです!!

それでは、
薬害をはじめます。

・サリドマイド訴訟
サリドマイドとは、鎮静作用のある催眠薬です
鎮静作用があるので、吐き気止めとしても使われていました。

吐き気止め作用があるってことは、
妊娠中のツワリも抑えてくれるわけですが・・・

サリドマイドっていう薬には
”奇形児”が生まれる副作用があったのです。
最悪の組み合わせですねぇ・・・

そして
さらにサリドマイド事件で問題だったのが
”奇形児が生まれる”ってわかってからの
商品回収とか販売停止の措置が遅かったってことです。

だから
サリドマイド事件の教訓で
今の医薬品販売する環境における
市販後の副作用収集設備が整ったわけです。

・スモン訴訟
スモン訴訟は、キノホルムっていう薬が原因で起こりました。
キノホルムってのは
最初は、
傷口の化膿止めとして使っていた物だったのですが・・・

昔、キノホルムは
口から飲み込んでも身体に吸収されない
安全な薬と考えられていたため
アメーバ赤痢っていう
細菌性の下痢に使用されるようにりました。

さらに
安全な薬だと思ってるもんだから
細菌性の下痢じゃない下痢まで使われるようになってしまい
下痢には
じゃんじゃん
キノホルムを使うようになってしまいました。

そのため
キノホルムの副作用の
亜急性脊髄視神経症っていう
身体の神経を悪くして
シビレとか麻痺とか失明とかする患者が
沢山出てしまいました。

サリドマイド訴訟とスモン訴訟によって
副作用で困ってる人を助けましょうっていう
医薬品副作用被害救済制度っていう制度ができました。

・HIV訴訟(薬害エイズ)
血が固まらなくなる
血友病患者には
血から作った血液凝固成分を投与しなければならないのですが・・・
このときに
エイズウィルス(HIV)が入ってる
血液製剤を使ってしまったわけです。

まぁ
昔使われていた薬ですから
ウイルスを除去する技術が
無かったんじゃないの?
って思いますが

海外で
加熱してウィルスをやっつけた薬が
開発された後も
日本は、
海外の新しい薬の使用を許可しないで
加熱していない
非加熱製剤を使い続けさせてしまったため
HIV患者が増えてしまいました・・・

サリドマイド訴訟、キノホルム訴訟、薬害エイズ
と副作用被害によって
さらなる
情報公開の促進やら健康危機管理体制の確立がされました。

・CJD訴訟
プリオンっていう
悪いタンパク質に汚染された
人乾燥硬膜をつかったために
クロイツフェルト・ヤコブ病患者が広がってしまいました。

硬膜っていうのは
脳ミソを守ってる膜で
人乾燥硬膜ってのは
脳ミソのオペするときに
使われます。

このとき
ちゃんと硬膜についてる
病原性のあるプリオンを不活性化したら
CJD患者が増えなかったのですが・・・

そして
HIV訴訟とCJD訴訟によって
生物由来製品の安全対策強化がされました。

ざっくり解説なので
一度は文章をちゃんと読んでくださいね
厚生労働省の試験問題の作成に関する手引き 1章
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/dl/s0701-1a.pdf

・・・補足

解熱鎮痛剤は大事だから
チョットだけ
解説します

基本は、
どの解熱鎮痛薬も
同じ働きしますが・・・

何をするかって言うと
身体でプロスタグランジンを
作らせないようにしているのです。

そうすると
痛みが治まるんだけど・・・

副作用の胃腸障害とか
そういうのがでちゃうのです。

そいでは、
問題集をガンガン解いて
一発合格目指して頑張ってください!

受験料の二度払いは
もったいないですぞ!

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #029

今日は
皮膚をやります

皮膚は、外皮系というくくりの中の一つで
外皮系とは
・身体をおおう皮膚
・汗腺、皮脂腺、乳腺などの皮膚腺
・爪や毛などの角質
を外皮系といいます。

そんな皮膚の働きとは
・体の維持と保持:体の表面をつつんで、形を維持して保護してくれます。内臓むき出しだったら、ばい菌も繁殖しやすいし、パンチをもらったらすぐダウンしちゃうよね・・・さらに皮膚は、毛や爪を装備してさらに強度を加えて身体を守ってます。

・水分の保持:体の水分が蒸発しないように守ってます。皮膚が無くて内臓むき出しだったら、すぐ内臓やらがカピカピになっちゃうでしょ?逆に皮膚が無い状態でプールに入ったらすぐふやけちゃうよね。

・熱交換:外と体内の熱のコントロールする機能で快適な体温にするために皮膚が頑張ってるわけです。熱かったら皮膚の血管を拡張させて血をさますように身体が働きます。熱い時は汗も出して気化熱でさらに体温をさげるために皮膚ががんばってますよね。寒い時は皮膚の血管が収縮して血が外気によって冷めないように調節してますよね。夏と冬を脳ミソでイメージしたらわかりやすいですよね。

・外界情報の感知:つまり手で触ってわかる事ですよね。触覚、圧覚
痛覚、温度感覚などの機能です。

さらに、そんな皮膚には微生物がすんでます。
こいつらが皮膚にいる事によって悪いばい菌が増えないのですが・・・
栄養バランスがかたよったり、ストレスとかで良い微生物が減ると
悪い菌が増えて炎症とか発疹ができたりするわけです。

皮膚の構造は
表皮、真皮、皮下組織の3層構造でできていて
表皮は、一番外にある角質層と表皮細胞の層でできてます。
角質層は、ケラチンという丈夫なタンパク質で出来た板状の角質細胞でできていて細胞の間はセラミドでみたされてます。角質層が外からの刺激を守ってくれてるわけですが、長期で刺激が続くと、角質層が分厚くなってタコやら魚の目ができます。こいつらは、角質層だから固いわけです。この固い皮膚が内側の柔らかい皮膚を押すから痛いわけですね。

皮膚の色は表皮や真皮に沈着したメラニンによります。
メラニンは、表皮の深くにあるメラノサイトで作られて
この色素で紫外線から皮膚を守ってます。

真皮は、繊維が細胞と繊維タンパク質のコラーゲン、フィブリン、エラスチンからできてて、皮膚の弾力と強さを作ってます。
さらに汗腺やら脂腺、毛包、血管、平滑筋、神経、・・・
毛やら毛細血管やら知覚神経があるってことです。
汗腺は、エクリン腺とアポクリン腺があって
エクリン腺は、水分量が多い汗を出して体温調節してくれます
アポクリン腺は、脂質やらタンパク質がおおいのでにおいがあります。

真皮の下には皮下組織があって、そこには、脂肪細胞が沢山あって皮下脂肪層をつくってます。皮下脂肪層は、外からの熱、寒さから体を守るのと栄養を蓄える機能があります。まぁ脂ですから何となくわかりますよね。

今回も
厚生労働省配布資料メインでしたねぇ・・・
覚えるしかないってことです。

皮膚は、イメージしやすいから
言葉を覚えたら問題とける点取りのところですから

がんばって
問題集を解きまくって
脳ミソに詰め込んでくださいね!!

医薬品登録販売者試験対策を基礎からわかりやすく侍猫さん的簡単解説した件 #016

今日は、
栄養の消化と吸収をやります。

どこで何が
消化され、吸収されるか
しっかり覚えましょう

それでは、
栄養の消化と吸収を始めます。

消化酵素が
何を溶かすかしっかり覚えましょう。

糖質(デンプン)
唾液と小腸からでる
”アミラーゼ”で単糖にまでバラバラにされる。
 ※糖が沢山くっついたものがデンプン!!

デンプン -消化酵素→ グルコース になる。

グルコースになったら
小腸で吸収されます。

タンパク質
胃のペプシンで細かくされて
十二指腸のトリプシン、キモトリプシンでさらに細かくされて
最終的にアミノ酸までバラバラにされる。
 ※アミノ酸が沢山くっついたものがタンパク質!!

タンパク質 -消化酵素→ アミノ酸

アミノ酸になったら
小腸で吸収されます。
ペプシンは、酸性のときに沢山消化して
トリプシン、キモトリプシンは、塩基性のときに沢山消化します。

脂質
胃のリパーゼでチョット分解されて
胆汁と脂質が混ざってから
すい臓から分泌されるリパーゼでバラバラにされて
グリセロールと脂肪酸になる。

脂質 -消化酵素→ グリセロール + 脂肪酸

グリセロールと脂肪酸は
小腸で吸収されます。
 

ビタミンとかミネラルも
小腸で吸収されます。

脂溶性ビタミンは、比較的よく吸収されますが・・・
水溶性ビタミンは、吸収が悪いです。

そのため
水溶性ビタミンの
吸収を良くするために
食後にビタミン剤を服用したりしますが・・・

なぜかというと

空腹時にビタミン剤を飲んだときより
食後にビタミン剤を飲んだ時の方が
消化した食べ物の
内臓を動くスピードが
遅くなるから吸収率があがるのです!!

当たり前と言えば
当たり前ですが・・・

食べ物ってヤツは
内臓を動かして移動するわけだから
食べ物があれば
ビタミン剤だけの時より
遅く運ばれるのは当たり前ですよね。

さらに
ビタミンってのは、
小腸で吸収できる場所が
決まっているので
一度に沢山きても
吸収できる量が決まっています。

たとえば
1秒間に2粒のビタミンを吸収できる小腸に
10粒のビタミンが小腸を通るとしたら

1秒で10粒のビタミンが通るより
1秒で1粒のビタミンが10秒かけて通る方が
吸収率が良いわけです。
だって1秒間に最高2粒しか吸収できないからね。

実際の小腸も
似たようなもんです。

だから
空腹時にビタミン剤を飲んで
一度にビタミンが沢山きても
吸収できないから
もったいないわけです。

食後に
食べ物と一緒にゆっくり
小腸を流された方が
吸収されやすいわけです。

今回は、図があったほうがわかりやすかったですね・・・