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【本店】侍猫企画~いちごミルク編~

薬と体のお勉強

「花粉症メカニズムと薬とは」医薬品登録販売者試験対策やら基礎薬理学初心者へ侍猫さん的に簡単解説した件 #033

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前回続いて
シーズンの鼻炎について

前回は、
薬の副作用でしたが

今回は、
アレルギー性鼻炎
そのものを理屈的に理解しましょう。

いま、流行っている
花粉症は、アレルギー性鼻炎な訳ですが
このアレルギー症状は、もちろん花粉のせいで起こってます。

花粉症は、花粉が鼻の中に入って起こるのは
何となくわかると思うんですが
花粉が鼻に入ってなんでくしゃみ、鼻水、鼻づまりが
でるのかわかりますか?

鼻にゴミが入って
くしゃみ鼻水がでるのと
花粉によるくしゃみ鼻水がるのと・・・

同じ事が体に起こってるのに
なんでこんなに症状が違うのかわかりますか?

ゴミが入って外にだす
ゴミを外に出すという体の便利反応の反射っていうのと

アレルギー反応の違いです。

花粉ってものを
体の免疫細胞が存在を知らないと
ただのゴミとして他の鼻に入ってきたゴミと
同じような反応をしますが

毎年毎年
花粉によって鼻を荒らされてると
体の免疫細胞が花粉のことを
ただのゴミじゃなくて花粉として認識するようになります。

すると
花粉が入ってきたら体にとっていらないモノって
免疫細胞が覚えてるから素早く反応できるようになり
敏感に反応するわけです。

この反応ってばい菌をやっつける仕組みと一緒です。
予防接種って弱くしたばい菌を元気なときに体に注射しておいて
免疫細胞にばい菌を覚えさせておいて
冬にインフルエンザが流行っても
免疫細胞が覚えてるからインフルになりづらいって
いうのと同じですね。

体がバイ菌やら花粉を前もって覚えてるから
がんがんやっつけたり、スムーズに外に出したりしてるわけです。

だから
鼻が出たり、くしゃみが出たりするのは
ゴミを外に出してる反応だから
一概に悪いとは言えませんが
生活に支障を来すのは問題有りな訳です。

花粉が鼻に入って
肥満細胞からヒスタミンが放出されて
アレルギー症状が出るるってのは
前にやったから
その回を読んでもらえばわかると思うので
今回は、アレルギー性鼻炎に
どんな薬が使われるか解説です。

抗アレルギー薬
アレルギーの元であるヒスタミンを
ヒスタミンが体で保管されている肥満細胞から
放出させない働きがある薬。

抗ヒスタミン薬
肥満細胞から放出されたヒスタミンが
鼻の細胞やらにくっつく場所があるんですが
そのくっつく場所に薬がくっついて
ヒスタミンがくっつかないようにブロックする
働きをもつ薬

抗アレルギー薬と抗ヒスタミン薬は
微妙に作用の仕方が違うから注意です。
違いを聞かれても答えられるように!!

ステロイド薬
鼻のうっ血やら炎症を抑える
炎症がひどいとむずむずもひどい
話すプレーに入ってたような・・・?

血管収縮薬 ナファゾリンが有名かな
鼻の中の血管がふくらんで鼻の通り道が狭くなって
空気の通りがわるくなるので血管を細くさせて
空気の通り道を広げる

今回はこんな感じでどうでしょうか?
前にアレルギーやったから
復習みたいな感じでしょうか?

ほいではお疲れ様でした。

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